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地獄版『2001年宇宙の旅』!『マッドゴッド』フィル・ティペット監督インタビュー

フィル・ティペット監督に町山智浩がインタビュー

「特殊効果の神」と呼ばれ、『スター・ウォーズ』『ロボコップ』『スターシップ・トゥルーパーズ』など名作を生み出したフィル・ティペットの監督作『マッドゴッド』が、2022年12月2日(金)より公開中。このたび、映画評論家の町山智浩がティペット・スタジオを訪問し、ティペットへインタビューを行いました。

インタビューは冒頭、ティペット監督による伝説的なチェス・シーンよりスタート。

 

「『スター・ウォーズ』は完璧な映画ですが、いつもチェスのシーンが短すぎると思っています。『マッドゴッド』はもはや全編チェスシーンでしたね」

 

30年掛けて完成させた制作ヒストリーを語るなかでは、精神的に崩壊する時期を乗り越えたり美術や心理学を学んだり、絵コンテやデザインを書き溜めたり...といったように、自分の中で時間が不可欠だったことが明かされます。

 

また、『ロボコップ』『スターシップ・トゥルーパーズ』を共に作ったポール・ヴァーホーヴェン監督や、本作に実写パートで俳優として参加したアレックス・コックス(『レポマン』『シド・アンド・ナンシー』で知られる映画監督)、ILM社で『スター・ウォーズ』を作った時代からの盟友で特殊効果界の重鎮デニス・ミューレンらの名前も上がり、往年のSF映画ファンにはまさに胸アツな展開に。

 

さらに、「本作は“地獄の『2001年宇宙の旅』”のようだと思うのですがどうでしょうか?」と町山が問えば、ティペットは創作の源を明かす一幕も。

 

このインタビュー映像は、配給会社ロングライドの公式 Youtube チャンネルで 12月3日(土)PM17時より第1弾が、第2弾は12月4日(日)AM7:00、第3弾12月5(月)AM7:00と、3日連続で公開されます。

地獄の向こうには何があるのか──グロいディストピア映像85分!

人類最後の男に派遣され、地下深くの荒廃した暗黒世界に降りて行った孤高のアサシンは、無残な化け物たちの巣窟と化したこの世の終わりを目撃する──。

 

「天国よりも地獄に惹かれる」と語る天才ティペットの潜在意識から溢れ出したのは、かつて誰も見たことのない暗黒世界。孤高のアサシンが荒廃した地底に潜り、拷問された魂、老朽化した地下壕、うごめく不気味なクリーチャーたちのあいだを巡るグロテスクなその質感の全てに生命力と共感が宿ります。

 

『マッドゴッド』は、2022年12月2日(金)より、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかで公開中。

 

(資料提供:ロングライド)

[作品情報]

原題:MAD GOD

監督:フィル・ティペット 

出演:アレックス・コックス

2021 年/アメリカ/84 分/1.78:1/カラー/5.1ch

日本語字幕:高橋彩/PG12 

提供:キングレコード、ロングライド 

配給:ロングライド 

公式サイト:https://longride.jp/mad-god/

©2021 Tippett Studio