『アダマン号に乗って』初日舞台挨拶にニコラ・フィリベール監督登壇

『アダマン号に乗って』4月28日公開

本年度ベルリン国際映画祭コンペティション部門で最高賞の金熊賞を受賞した日仏共同製作によるニコラ・フィリベール監督最新作『アダマン号に乗って』が4月28日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかで全国公開されます。このたび、ニコラ監督が4年ぶりに来日、4/28(金)初日舞台挨拶に登壇することが決定。エッセイストの内田也哉子がお祝いに駆けつけることがわかりました。

©Jean-Michel Sicot
©Jean-Michel Sicot

内田は本作の予告ナレーションを務め、また大ヒット作『ぼくの好きな先生』(02)の日本公開時にコメントを寄せるなど、ニコラ監督と20年来の縁があり、ゲスト登壇することになりました。

 

[開催日程]

『アダマン号に乗って』初日舞台挨拶

日程:2023年4月28日(金)

場所:ヒューマントラストシネマ有楽町

登壇者:二コラ・フィリベール監督、内田也哉子

18:30の回・上映前

券売:4/24(月)19:00〜

※詳細は劇場公式HPをご覧ください。

 

新宿武蔵野館

登壇者(予定):二コラ・フィリベール監督

19:00の回・上映後

券売:4/24(月)15:00〜

※詳細は劇場公式HPをご覧ください。

 

精神科医療の「奇跡」の現場

舞台は、パリの中心地・セーヌ川に浮かぶ木造建築の船。ユニークなデイケアセンター「アダマン号」。精神疾患のある人々を迎え入れ、文化活動を通じて彼らの支えとなる時間と空間を提供し、社会と再びつながりを持てるようサポートをしています。

 

運営するのは、精神科医療の世界で起こる“質の低下”や“非人間化”の波にできる限り抵抗しようとするチーム。患者もスタッフも区別なく、誰しもにとって生き生きと魅力的なこの場所を監督は「奇跡」と呼んで、ここにやってくる人たちに寄り添い、優しい眼差しで捉え見つめ続けています。

 

『アダマン号に乗って』は、4月28日公開。

 

 

[作品情報]

『アダマン号に乗って』

原題:Sur L’Adamant

監督:ニコラ・フィリベール

2022年/フランス・日本/フランス語/109分/アメリカンビスタ/カラー

日本語字幕:原田りえ 

共同製作・配給:ロングライド 

協力:ユニフランス

© TS Productions, France 3 Cinéma, Longride – 2022