「あの人間味は、家族思いから来ているんだ」『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』小峠英二インタビュー映像

『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』8月25日全国公開

2023年3月開催の「TBSドキュメンタリー映画祭」で上映された『シーナ&ロケッツ 鮎川誠と家族が見た夢』をもとに、秘蔵の未公開映像や家族との日々を捉えたプライベート映像を加えて再編集した鮎川誠のドキュメンタリー『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』が全国公開中。このたび、鮎川と同郷の福岡県出身でロック好きとして知られる小峠英二が、シーナ&ロケッツや鮎川について語ったインタビュー映像が公開されました。

インタビュー映像では、シーナ&ロケッツとの出会いから、小峠も参戦したという鮎川のラストライブ、そして衝撃を受けたという鮎川の訃報を知ったときの様子などが語られています。

 

「ギター弾いてるときはロックスターで、鬼気迫る感じとかもあるんですけど、MCになるとスゴく人の温かみが出るというか、人間味が出る」と鮎川の魅力について語り、「MCのときの優しさ・人間味っていうのが普段から家族を大事にして家族と過ごしてっていう、そこから出てくるものなんだろうなって思いましたね」と本作を観てはじめてわかったと明かしています。

 

最後には、「本当にシーナ&ロケッツというのはいいバンドだったんだなっていうのを感じられる映画だと思いますので、是非皆さんご覧ください」とアピールしていました。

シーナ&ロケッツの鮎川誠とは

鮎川は、1948年5月2日、福岡県久留米市出身。九州大学農学部卒。70 年に福岡を代表するバンド「サンハウス」を結成し、75年にメジャーデビュー。翌年シーナと結婚し、78年に「シーナ&ロケッツ」を結成。「YOU MAY DREAM」でブレイクし、YMOのツアー帯同や海外アーティストとの共演を重ねるなど国内外で活躍。また、鮎川は俳優としてドラマや映画にも出演、独特の存在感で多くの人を惹きつけました。しかし15年2月14日に、妻でバンドのヴォーカルのシーナが死去。シーナ&ロケッツはそこで止まるかに思われましたが、鮎川はバンドの動きを止めず、3人になったシーナ&ロケッツは以前にも増して精力的にライブ活動を継続。やがてシーナの遺志を継いでLUCY MIRRORこと末娘の知慧子がヴォーカルで正式加入するとさらに活性化。22年に結成45周年を迎え、鮎川はまだまだ走り続けると誰もが思っていたのですが、23年1月29日、鮎川は膵臓癌のため74歳で逝去しました。

 

『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』は、全国公開中。

 

[作品情報]

『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』

出演:鮎川 誠 シーナ 鮎川陽子 鮎川純子 鮎川知慧子(ルーシーミラー) 唯子

監督・編集:寺井到 

撮影:中牟田靖 宮成健一 丸本知也 

編集:高尾将 音効・MA:寺岡章人

協力:ジュークレコード ロケットダクション ビクター・エンタテインメント 

プロデューサー:緒方寛治 坂井博行 

製作:RKB毎日放送 

製作幹事:TBSテレビ 

配給:KADOKAWA 

宣伝:KICCORIT 

©RKB毎日放送/TBSテレビ

映画公式サイト:rokkets-movie.com 

映画公式 Twitter:@rokkets_movie