『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』予告編公開。ナレーションに松重豊

『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』8月25日全国公開

2023年3月開催の「TBSドキュメンタリー映画祭」で上映された『シーナ&ロケッツ 鮎川誠と家族が見た夢』をもとに、秘蔵の未公開映像や家族との日々を捉えたプライベート映像を加えて再編集した鮎川誠のドキュメンタリー『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』が、8月11日に福岡先行公開、8月25日全国公開に決定。予告編とポスタービジュアルが公開され、ナレーションとして松重豊の起用も発表されました。

公開された予告編は、ライブで鮎川が「ロックはギターで始めよう!」と呼びかける映像で始まります。

 

「レモンティー」を歌うシーナの歌声にのせて、土屋昌巳「基準というものがあるとしたら、そこに燦然と輝いているバンド」、甲本ヒロト「鮎川さんとシーナがいなくなったことは大したことじゃない。“いた”ってことがすごいんだ」、松重豊「ロックンロールという概念、それは鮎川さんの生き様すべて」と、バンドと所縁のある著名人らのコメントに、「ロックするってことは、生活も、着る服も、食べるものも全部が含められると思って」というシーナの声が重なります。

 

さらに鮎川がシーナの葬儀で「これからもシーナは天国でロックをするし、俺たちは地上でロックします」と決意を述べる姿に続いて、鮎川のやりたいことをすべて叶えると決めた三人の娘の心のうちが、シーナが歌う「ユー・メイ・ドリーム」をバックに語られます。

 

予告篇ラスト、鮎川の「シーナに会える場所になったステージが」という言葉、そして最期までステージに立ち続けた彼の姿に心揺さぶられずにはいられません。

 

また、公開されたポスタービジュアルには、愛用のレス・ポール・カスタムギターを手に、咥えたばこで佇む鮎川の姿が大きく映し出され、その横にはシーナと一緒に映った若かりし頃の写真や、昔の家族写真など、鮎川の歩んできた人生の一幕が切り取られた写真が並んでいます。

シーナ&ロケッツの鮎川誠とは

鮎川は、1948年5月2日、福岡県久留米市出身。九州大学農学部卒。70 年に福岡を代表するバンド「サンハウス」を結成し、75年にメジャーデビュー。翌年シーナと結婚し、78年に「シーナ&ロケッツ」を結成。「YOU MAY DREAM」でブレイクし、YMOのツアー帯同や海外アーティストとの共演を重ねるなど国内外で活躍。また、鮎川は俳優としてドラマや映画にも出演、独特の存在感で多くの人を惹きつけました。

 

「シーナ&ロケッツ」は、15年のシーナ急逝後も活動を継続。22年には45周年記念ライヴや全国ツアーなど精力的にこなしていましたが、23年1月29日、鮎川は膵臓癌のため74歳で逝去しました。

 

『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』は、8月11日に福岡先行公開、8月25日全国公開。

 

[作品情報]

『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~』

出演:鮎川 誠 シーナ 鮎川陽子 鮎川純子 鮎川知慧子(ルーシーミラー) 唯子

監督・編集:寺井到 

撮影:中牟田靖 宮成健一 丸本知也 

編集:高尾将 音効・MA:寺岡章人

協力:ジュークレコード ロケットダクション ビクター・エンタテインメント 

プロデューサー:緒方寛治 坂井博行 

製作:RKB毎日放送 

製作幹事:TBSテレビ 

配給:KADOKAWA 

宣伝:KICCORIT 

©RKB毎日放送/TBSテレビ

映画公式サイト:rokkets-movie.com 

映画公式 Twitter:@rokkets_movie