スイスの家具メーカーVitra(ヴィトラ)とEames(イームズ)オフィスの協働による「イームズ スペシャル コレクション2023」がザ・コンランショップ伊勢丹新宿店とMid-Century MODERN港南店で9月7日より先行発売中、Vitra Online Shop、その他の正規販売店では11月1日より2024年1月末まで販売されます。
La Chaise(ラ シェーズ)
イームズ夫妻が1948年ニューヨーク近代美術館コンペのためにデザイン。当時は製品化が叶わず、1990年代にヴィトラが製品化しました。
「イームズスペシャルコレクション2023」では、ベースにオイル仕上のウォルナットを配し、当時のカラー「パーチメント」を施した特別モデルを、ラシェーズ誕生75周年を記念して世界75脚限定発売。日本では9月7日先行発売の2店舗のみ限定で発売されます。
Organic Conference(オーガニック カンファレンス)
1940年、チャールズ・イームズとエーロ・サーリネンによってニューヨーク近代美術館の家具コンペのために考案されました。
「イームズスペシャルコレクション2023」では、座席がやや高めの「オーガニック カンファレンス」に新鮮なファブリックを張って提案。自然を愛し空間を彩ることが好きだったレイ・イームズの想いを着想源に、野原に咲き誇る花々を連想させるクヴァドラのファブリック「リア」を張った3色で展開します。
Eames Elephant Plywood(イームズエレファントプライウッド)
イームズ夫婦が、1945年にプライウッドの実験として開発した象のもちゃをもとに、オリジナル通りに木のプライウッドを用いてヴィトラが2018年に製品化した「イームズ エレファント プライウッド」がスペシャルカラーで登場。
マットなダークグリーンカラーのステイン仕上げにほんのり透けて見える木目は、自然の生き生きとした魅力を感じさせながらも、インテリアや子供部屋のアクセントになりそう。
Eames Pluwood Mobiles(イームズ プライウッド モビール)
1940年代初旬にイームズ夫妻は成形合板を三次元形成する実験を行いました。その中で、レイ・ イームズのアートワークを思い起こさせる有機的な成形合板2つのパーツからなる「イームズ プライウッド モビール」が開発されました。
「イームズスペシャルコレクション2023」では、通常ブラックのみのプライウッドモビールが初めてカラフルなバイカラーで登場。モデルAはペールローズとレッド、モデルBはペールローズとボルドーの組み合わせです。
Eames Wool Blanket(イームズウールブランケットボルドー)
「ドッド パターン」と名付けられた象徴的なテキスタイルは、1947年にニューヨーク近代美術館の展覧会のためにデザインされました。十字模様とドッドで構成されたテキスタイルは、1930年代にレイ・イームズが描いた抽象絵画をもとにしています。「イームズ ウール ブランケット」は、高品質のメリノラムウールを素材にジャガード織、表と裏で模様の色が反転する仕様です。
「イームズスペシャルコレクション2023」では、特別カラーのボルドーが登場します。
Eames House Bird(イームズ ハウス バード)
イームズ夫妻は旅から持ち帰ったオブジェやアクセサリーで自邸のイームズハウスをコラージュのように飾っていました。中でも黒い木製の「イームズ ハウスバード」は夫婦のお気に入りで、当時の写真にも頻繁に映り込んでいます。
「イームズスペシャルコレクション2023」には、イームズ夫妻の色彩の世界から着想を得たダークグリーンとペールローズの色の特別カラーがラインナップされています。
「イームズ スペシャル コレクション2023」は、ザ・コンランショップ伊勢丹新宿店とMid-Century MODERN港南店で9月7日より先行発売中、Vitra Online Shop、その他の正規販売店では11月1日より2024年1月末まで期間限定販売。