カール・ハンセン&サンは、ハンス J. ウェグナーの名作「CH07 シェルチェア」の誕生60周年を記念し、ローズウッド材とオーク材を使用した「CH07 シェルチェア アニバーサリー エディション」を期間限定で10月2日(月)より発売します。
アニバーサリー エディションでは、通常のシェルチェアとは異なり、背もたれに張地を施さずにFSC認証を受けたローズウッド材の美しく特徴的な木目をより際立たせています。
座面は板座もしくはマットブラックのアニリンレザーのシート張りの2種を用意。また、アニバーサリーを記念して、ハンス J. ウェグナーのサインとデザイン年が刻まれた小型の真鍮プレートが付いています。
カール・ハンセン&サンのCEOクヌード・エリック・ハンセンは次のようにコメントしています。
「シェルチェアは、ハンス J. ウェグナーの先見の明のある美学が生み出した傑作で、アニバーサリー エディションで周年を祝うに値する作品です。今回のアニバーサリー エディションでは、ダークで暖かみのある特徴的な木目を持つローズウッドで製作したシェル部分が、オークのフレームと美しく対照を成しています。どちらのタイプの木材からも、異国情緒のある木材とより素朴な木材の両方が流行していた1950年代と1960年代の「デニッシュモダン」のムーブメントを感じることができます。ローズウッドとオークはどちらもFSC認証の森林の木材を使用しています」
CH07 シェルチェアとは？
ハンス J. ウェグナーは、身体の座位について理解が深く、座り心地の良さを備えながらリクライニング機能を持ち、アームレストのない、デザイン性に優れた全く新しいタイプのシェルチェアを開発できました。
シェルチェアのソフトなラインと有機的な形状は、ウェグナーが木材の可能性と課題をよく理解していたことの証でもあります。3本脚の椅子に安定性を加えるためにどの角度から見ても美しい独自のダブルフレームを開発しました。
ウェグナーが1963年にシェルチェアを発表した時期は、この前衛的な外観は時代を先取りしたもので、さまざまな意見を呼びおこしました。また、当時の生産技術では、椅子の生産数は非常に限られていました。
その後、カール・ハンセン&サンが1998年にシェルチェアを復刻した際には、チェアデザインに対する世の中の理解度は以前に比べて深まっており、世界の市場での評価を得て認知度が高まりました。
「CH07 シェルチェア Anniversary Editionは、10月2日(月)〜12月31日(日)に限定販売。
［製品情報］
CH07 シェルチェア(Shell Chair)Anniversary Edition
サイズ：高さ74、シート高35、奥行き83、幅92cm
価格：503,800円(税込)
パディングタイプ Leather "LUNA CARBON”(ブラック):603,900円(税込)
素材：フレーム＆脚部＝FSC認証オーク(FSC C135991) オイル仕上げ、座面＆背もたれ＝FSC認証サントスローズウッド(FSC C135991) オイル仕上げ
※座面は板座 or マットブラックのアニリンレザーのシート張りの二種
※後ろ脚にハンス J. ウェグナーの署名とデザイン年の刻印入り真鍮プレート付き、証明書付属