『パリ・ブレスト 〜夢をかなえたスイーツ〜』3月29日公開
孤独な⻘年がスイーツで奇跡を巻き起こす、フランスを舞台にした感動の実話の映画化『パリ・ブレスト 〜夢をかなえたスイーツ〜』が3月29日(金)より公開。このたび、500個にも及んだといわれるデザートが完成するまでの特別シズル映像が公開されました。
公開された特別シズル映像は、チョコレート、生クリーム、ベリーといった、様々な食材が、ヤジッドの手にかかることで宝石やアートのようなデザートに姿を変えていく様子を捉えています。
劇中に登場するスイーツは、全て本作のモデルとなったパティシエのヤジッド・イシュムラエン本人が制作。時間によって変化する色や質感などを表現するために、1つのスイーツを50パターン作り上げ、結果、劇中のスイーツの総制作個数は500以上も及んだという、こだわりのシーンを集めたものとなっています。
シズル感あふれる映像とともに流れるのは、スイーツを愛する著名人からのコメントの数々。菓子研究家の加藤里名は「芸術的なスイーツの数々も魅力的です」、料理家/家政婦のタサン志麻は「自分の気持ちに正直に夢を持って生きて行こうと思えた」、芸人のぼる塾 田辺智加は「スイーツをいただくときはそのパティシエの人生をいただくことだ。と思いました」、俳優の的場浩司は「スイーツは人を笑顔にする力がある」、フードディレクターの山口繭子は「パティスリーというベクトルに向かい 情熱を大爆発させた若者の人生讃歌です」と、それぞれの想いを寄せています。
養護施設育ちの青年がパティシエに成り上がるまで
育児放棄の母親の下、過酷な環境で過ごしている少年ヤジッド(リアド・ベライシェ)にとって唯一の楽しみは、フォスターファミリー(里親)の家で団欒しながら食べる手作りのスイーツ。いつしか自らが最高のパティシエになることを夢みるようになっていました。
やがて児童養護施設で暮らしはじめたヤジッドは、機転を利かせて、敷居の高いパリの高級レストランに見習いとして雇ってもらうチャンスを10代で掴み取ります。
毎日180キロ離れた田舎町エペルネからパリへ⻑距離通勤し、時に野宿しながらも必死に学び続け活躍の場を広げていきます。
偉大なパティシエたちに従事し、厳しくも愛のある先輩や心許せる親友に囲まれ、夢に向かって充実した日々を過ごすヤジッド。ところがそんな彼に嫉妬する同僚の策略で、突然仕事を失うことに。
失意のどん底から持ち前の情熱でパティスリー世界選手権への切符をようやく手に入れるのですが...。
『パリ・ブレスト 〜夢をかなえたスイーツ〜』は、3月29日(金)より公開。
[作品情報]
『パリ・ブレスト 〜夢をかなえたスイーツ〜』
原題:『A La Belle Etoile』
監督:セバスチャン・テュラール
脚本:セドリック・イド
出演:リアド・ベライシュ、ルブナ・アビダル、クリスティーヌ・シティ、パトリック・ダスマサオ、フェニックス・ブロサー ル、リカ・ミナモト
2023年/フランス/フランス語/110 分/5.1ch/カラー
配給:ハーク
配給協力:FLICKK
後援:在日フランス大使館/アンスティ チュ・フランセ、日本スイーツ協会
(C)DACP-Kiss Films-Atelier de Production-France 2 Cinéma
公式 HP:hark3.com/parisbrest
SNS:@parisbrest
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