『パリ・ブレスト 〜夢をかなえたスイーツ〜』3月29日公開
孤独な⻘年がスイーツで奇跡を巻き起こす、フランスを舞台にした感動の実話の映画化『パリ・ブレスト 〜夢をかなえたスイーツ〜』が3月29日より公開中。このたび、仲間の嫉妬と裏切りを受ける本編特別映像が公開されました。
公開された映像は、仕事仲間の嫉妬と裏切りによって主人公ヤジッドが勤務していたホテルをクビになってしまう様子を捉えたもの。
最初は“潜り込んだ”ヤジッドは、人知れぬ努力と才能を武器に今や憧れのシェフからその存在を気にかけてもらうまでになっていました。
しかし、シェフがキッチンを見回っている最中に腐ったフルーツを見つけ、管理担当がヤジッドであることが判明。仕事仲間の罠でしたが真意はシェフに伝わらず「腕はいいが最低のシェフだな」と理不尽な叱責を受け、犯人に殴りかかっていきます。
それでもクビは翻らず、失意のどん底に落ちたヤジッドは、この後どうやってパティスリー選手権への道を取り戻すのでしょうか?
本作のセバスチャン・テュラール監督は次のようにコメントしています。
「ヤジッドはファイターであり、常に自分自身に挑戦し、評価と正当性を求めている。彼は常に自分自身に何かを求めているし、失敗から学ぶことができる。星を取ることはできても、取り続けることは困難だ。そこに到達することよりも、トップに留まり続けることの方が重要なんだ」
職を失った後、実際にホームレスとして生活しながらも、再び這い上がったヤジッド本人の実話に基づく、成功のヒントにつながる重要なシーンです。
養護施設育ちの青年がパティシエに成り上がるまで
育児放棄の母親の下、過酷な環境で過ごしている少年ヤジッド(リアド・ベライシェ)にとって唯一の楽しみは、フォスターファミリー(里親)の家で団欒しながら食べる手作りのスイーツ。いつしか自らが最高のパティシエになることを夢みるようになっていました。
やがて児童養護施設で暮らしはじめたヤジッドは、機転を利かせて、敷居の高いパリの高級レストランに見習いとして雇ってもらうチャンスを10代で掴み取ります。
毎日180キロ離れた田舎町エペルネからパリへ⻑距離通勤し、時に野宿しながらも必死に学び続け活躍の場を広げていきます。
偉大なパティシエたちに従事し、厳しくも愛のある先輩や心許せる親友に囲まれ、夢に向かって充実した日々を過ごすヤジッド。ところがそんな彼に嫉妬する同僚の策略で、突然仕事を失うことに。
失意のどん底から持ち前の情熱でパティスリー世界選手権への切符をようやく手に入れるのですが...。
『パリ・ブレスト 〜夢をかなえたスイーツ〜』は、3月29日(金)より公開中。
[作品情報]
『パリ・ブレスト 〜夢をかなえたスイーツ〜』
原題:『A La Belle Etoile』
監督:セバスチャン・テュラール
脚本:セドリック・イド
出演:リアド・ベライシュ、ルブナ・アビダル、クリスティーヌ・シティ、パトリック・ダスマサオ、フェニックス・ブロサール、リカ・ミナモト
2023年/フランス/フランス語/110 分/5.1ch/カラー
配給:ハーク
配給協力:FLICKK
後援:在日フランス大使館/アンスティ チュ・フランセ、日本スイーツ協会
(C)DACP-Kiss Films-Atelier de Production-France 2 Cinéma
公式 HP:hark3.com/parisbrest
SNS:@parisbrest
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