『九⽉と七⽉の姉妹』9⽉5⽇公開
第 77 回カンヌ国際映画祭 2024「ある視点」部⾨正式出品作としても注⽬を集めた『September Says(原題)』が、邦題『九⽉と七⽉の姉妹』として、9⽉5⽇(⾦)に⽇本公開決定。このたび、画家・榎本マリコが⼿掛けたティザーポスター及びコメント、シーン写真1点が公開されました。
ティザーポスターを⼿掛けたのは、デイジー・ジョンソンの⼩説「九⽉と七⽉の姉妹」(東京創元社)の⽇本版⼩説の表紙のデザインを⼿がけ、⼩説『82 年⽣まれ、キム・ジヨン』などの装画でも知られる画家・榎本マリコ。
顔の無い2 ⼈の少⼥がお揃いのワンピースを着⽤して⼀つのフレームに並んで収まる姿は、⼀⾒可愛らしくありつつも、その深淵を覗き込めばぞっとするような不穏さを感じさせるデザインとなっており、榎本は「終始圧迫感のある曇天と、閉鎖的な社会⽣活との狭間で光り輝く姉妹の命。でもその光は希望に満ちたものじゃなく⽀配欲と服従、諦念に満ちていた。姉妹の物語はその家の中で、同じ景⾊の中で確かに存在したことを証明したくてこの絵を描いた」とコメントしています。
シーン写真は1点。セプテンバーが“2 ⼈だけのままごと“の最中に、ジュライを獲物を射るような⽬線で捉えたもの。セプテンバーとジュライ、無邪気ゆえに恐ろしい、歪な⽀配関係を切り取ったものとなっています。
強い絆で結ばれた姉妹の関係が徐々に崩れていき…
⽣まれたのはわずか 10 か⽉違い、いつも⼀⼼同体のセプテンバーとジュライ。我の強い姉と内気な妹は⽀配関係にありながら、お互い以外に誰も必要としないほど強い絆で結ばれています。
しかし、学校でのある事件をきっかけに、シングルマザーのシーラと姉妹はアイルランドの海辺近くにある亡⽗の家セトルハウスへと引っ越すことに。
新しい⽣活のなかで、次第にセプテンバーとの関係が変化していることに気づきはじめるジュライ。「セプテンバーは⾔う──」ただの戯れだったはずの命令ゲームは緊張を増していき、外界と隔絶された家の中には不穏な気配が満ちていき……。
『九⽉と七⽉の姉妹』は、9⽉5⽇(⾦)、渋谷ホワイトシネクイント、
ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国ロードショー。
[作品情報]
『九⽉と七⽉の姉妹』
原題︓September Says
監督・脚本︓アリアン・ラベド
出演︓ミア・サリア、パスカル・カン、ラキー・タクラー
原作︓デイジー・ジョンソン『九⽉と七⽉の姉妹』(東京創元社刊)
© Sackville Film and Television Productions Limited / MFP GmbH / CryBaby Limited, British Broadcasting Corporation,
ZDF/arte 2024
公式 HP︓https://sundae-films.com/september-says
公式 X︓https://x.com/september_says
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