レア・ミシウス監督タイムリープ・スリラー「ファイブ・デビルズ」オルタナティブポスター2点
セリーヌ・シアマ、ジュリア・デュクルノーに続く才能として、今フランスで最も期待されるレア・ミシウスの長編第2作「ファイブ・デビルズ」が2022年11月18日(金)より日本劇場公開。このたび、日本オリジナルのオルタナティブポスター2点が公開されました。
公開されたのは、人気アーティスト我喜屋位瑳務と、初のオルタナティブポスター企画参加となった榎本マリコが、本作にインスパイアを受けて描き下ろした貴重なポスター。
映画ポスターやCDジャケットなど、さまざまなアートワークを手がける人気アーティストの我喜屋位瑳務が手掛けたイラストでは、主演のアデル・エグザルコプロス演じるジョアンヌが水面に浮かぶジュリアを優しく抱きかかえ見つめる姿を描き上げています。
繊細な筆致は美しく、物語に秘められた「愛」を感じさせます。我喜屋は「この映画は予告篇を観た時の期待とは、いい意味で違った」とコメントしています。
一方、『82 年生まれ、キム・ジヨン』の装画などを手がける画家の榎本マリコは、“香り”の能力を持つ少女ヴィッキーの顔にの中に、燃える鳥かごと山々に囲まれたファイブ・デビルズの湖が浮かぶ、怪しげな雰囲気をまとったイラストを寄稿。
榎本は、「暗く重いカルマを断ち切るために、自ら火を放つ人々をヴィッキーに重ね描きました」とコメントしています。
デザインを担当したのは、これまでに『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』、『オン・ ザ・ミルキー・ロード』、今泉力哉監督『his』などを手掛けてきたデザイナーの奥村香奈。個性あふれる2人のアーティストのイラストをファイブ・デビルズの世界観に見事にまとめ上げました。
嗅覚でタイムリープする少女が開く、母と叔母を巡る禁断の扉
本作品は、嗅覚に不思議な力をもつ少女を軸にしたタイムリープストーリー。彼女はこっそり母の香りを集めています。そんな彼女の前に突然、謎の叔母が現れたことをきっかけに彼女のさらなる香りの能力が目覚め、自分が生まれる前の、母と叔母の封じられた記憶にタイムリープ。やがて家族の運命を変える予期せぬ結末へと向かっていきます──。
「ファイブ・デビルズ」は、11月18日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開。
[作品情報]
『ファイブ・デビルズ』
原題:Les cinq diables/英題:The Five Devils
監督:レア・ミシウス
脚本:レア・ミシウス、ポール・ギローム
出演:アデル・エグザルコプロス、サリー・ドラメ、スワラ・エマティ、ムスタファ・ムベング、ダフネ・パタキア、パトリック・ブシテー
2021/フランス/仏語/96 分/カラー/シネスコ/5.1ch/日本語字幕:横井和子
配給:ロングライド
(資料提供:ロングライド)
©2021 F Comme Film - Trois Brigands Productions - Le Pacte - Wild Bunch International - Auvergne- Rhône- Alpes Cinéma - Division